最終更新: 2008.06.26. 注文書ダウンロード リッチテキストファイル お問い合わせ
DVD-Rに関するご注意
当社が頒布しているのは、プレスによるDVDビデオではなく、DVD-Rです。作品数が多いのに少部数しか出ないという理由で、多くの制作会社がDVD化をためらっている中で、当社は果敢にDVD化に踏み切りました。それから既に数年、この選択が正しかったと自信を深めています。ただ、当社が画質を優先して、DVD化を進めているため、時によると旧式のDVDプレイヤー、DVDドライブでの再生に関して、再生できないという場合があるようです。映像制作が社においては、画質が命であり、画像スペックを落とす考えはありません。最近頒布しているDVD-Rは、多くの場合、ビットレートを標準(1枚のDVDの板に2時間録画しているの)ではなく、かなりレートを上げています。またVHSには対応を中止しております。また、2007年よりNPO法人科学映像館に賛同して、ストリーミング配信用の画像を提供しています。購入前に内容をチェックされたい方は、張られている各作品の静止画像をクリックして下さい。ストリーミング配信されている画像には限界があり、頒布されている高画質DVDとは、大きな画質的相違があることには、ご留意下さい。
ご購入後、異常があった場合、新しいDVD-Rに差し替えます。またDVD-Rを使っているうちに異常が出て来たという場合、有償頒布したものに関しては、映像使用契約書コピーと当該DVDをお送りいただくことにより、実費(メディア代金+送料)で差し替えをさせていただきます。
深海3572mに生きる -室戸沖南海トラフ4年間の記録-
LIFE IN THE ABYSS -4 Years Observations in Nankai Trough,
Japan-
受賞 第43回科学技術映像祭 内閣総理大臣賞
第13回UNICAJA国際科学映像ビエンナーレ(ロンダ・スペイン) 出品中
第12回TEPIAハイテク・ビデオ・コンクール 最優秀作品賞映像文化製作者連盟会長賞
海洋科学技術センター(JAMSTEC)は、1997年、室戸沖110km、南海トラフの水深3572mに海底地震総合観測システム先端ステーションを設置しました。岩崎望・岩井雅夫ら高知大学の研究者は、設置以来附属のビデオカメラを使って定点における生物観察を行っています。4年間に800時間も蓄積された映像を構成した本作品は、視覚に頼れない海底の世界での生きものたちの動物の行動や、生態を紹介します。
この作品のみ特別価格(税込み)! 日本語版¥3500.- 英語版¥4200.- バイリンガル版¥5,000.-
DVD-R版も制作予定です。
種子の中の海 イチョウの精子と植物の生殖進化
受賞 第41回科学技術映像祭 科学技術庁長官賞
第12回UNICAJA国際科学映像ビエンナーレ最優秀学術映像賞(ロンダ・スペイン)
第11回TEPIAハイテク・ビデオ・コンクール TEPIAグランプリ
THE SEA IN THE SEED The Sperm of Ginkgo biloba and Reproductive Evolution in Plants
単細胞の緑色鞭毛藻の分裂による増殖から被子植物の花粉管による重複受精まで、生殖の仕方をダイナミックに進化させてきた陸上の緑色植物。イチョウの精子発見から1世紀、初めて、その全ての段階が生きたままの試料による、動く映像で見ることが可能になりました。日本の植物研究の最先端の成果をつたえます。
ビデオ作品 カラー35分
この作品のみ個人的使用(家庭用・教室・研究室)25,000円、ライブラリー使用(学校などで貸出を行う場合を含む)50,000円です。
日本語版と英語版があります。
バイリンガル(日英両語)版 個人用30,000円 ライブラリー使用60,000円
マリン・フラワーズ 腔腸動物の生活圏
MARINE FLOWERS The Biosphere of Coelenterata
原版 イーストマンカラー35mm 31分 1975年/1994年
3面マルチスクリーン版22分
ハイビジョン版40分
受賞
国際科学映画協会アイントホーフェン大会名誉賞
ブラッセル自由大学科学技術映画祭特別賞
シカゴ国際映画祭教育映画部門金賞
国際科学技術映画コンクール東京大会金賞
芸術祭日本記録映画部門優秀賞 ほか
この作品は地球上の多細胞動物の中でも特に古い歴史を持つ腔腸動物(刺胞動物)−ヒドロゾア、鉢クラゲ・サンゴなどを紹介するもので1975年沖縄で開催された国際海洋博覧会のために製作されました。原作は長さ21分の3面マルチスクリーン版でしたが、再編集されています。ハイビジョン版は、1994年にハイビジョン試験放送のために長さ40分で再編集し、新たなナレーションと音楽がつけられたリメーク版です。
英語版は目下頒布しておりません
ムーン・ジェリー ミズクラゲのライフサイクル
Moon Jelly Life Cycle of Aurelia aurita
原版 イーストマンカラー 16mm 33分 1977年
日本語版・英語版
受賞
国際科学映画協会ヴェネチア大会名誉賞
ANZAAS国際科学映画エキジビション特別賞
この作品はもっとも代表的でよく知られた鉢クラゲ類のミズクラゲのライフサイクルを克明な顕微鏡・接写微速度撮影によって映像化したものです。一般によく紹介される世代交代のパタ一ンだけでなく、若いボリブから直接ブラヌラ幼生がでる例も記録しています。
あばかれた自然の秘密シリーズ
生きものは動く 第1部 微小管の機能
an Arcana Naturae Detecta series
WHERE THERE IS LIFE, THERE IS MOTION Function of Microtubules
イーストマン・カラー16mm 25分 1979年日本語版・英語版
受賞
国際科学映画協会第33回大会・映画察特別名誉賞(東京 1979年)
第17回ANZASS国際科学映画エキジビショングランプリオルビット賞(シドニ−1980年)
第9回ブラッセル自由大学国際科学技術映画祭グランプリ(ブラッセル 1982年)
同上細胞生物学賞
およそ300年前、アントン・ファン・レーウェンフックが小動物の動きをひきおこす毛のような足一繊毛や鞭毛一を観察してから今日に至るまで数多くの研究がなされてきました。繊毛や鞭毛の内部には微小管と呼ばれる直径約250Å(25nm)の管状構造があって中心に2本、外側に9本が規則正しく配列されていることがわかったのは電子顕微鏡での出現によってでした。繊毛や鞭毛に見いだされた微小管は1960年代の電子顕微鏡用試料作成技術の飛躍的進歩によって細胞のさまざまな場所に存在していることがわかってきました。70年代に微小管が細胞の中でどのような働きをするかが、光学顕微鏡で「動き」としてとらえられるようになりました。その結果、微小管がすべての真核生物の細胞の中で繊毛・鞭毛運動、形態形成、物質の輸送、細胞分裂などで重要な役割をしているのがわかったのです。この映画では筋肉運動に代表される動きとは異った系の、「もう一つの動きの世界」を紹介します。
あばかれた自然の秘密シリーズ
生きものは動く 第2部 原形質流動
an Arcana Naturae Detecta series
WHERE THERE IS LIFE, THERE IS MOTION
The Role of Microfilaments in Cell Motility
イーストマン・カラー16mm 26分日本語版・英語版 1981年
受賞
第19回ANZASS国際科学映画エキジビショングランプリオルビット賞(シドニー1980年)
第9回ブラッセル自由大学国際科学技術映画祭グランプリ(ブラッセル1982年)
同上 細胞生物学賞
高度に進化した動物の筋肉の収縮運動も、原始的な植物細砲の原形質流動も共通してATPによる高度に進化した動物の筋肉の収縮運動も、原始的な植物細砲の原形質流動も共通してATPによるエネルギー供給とアクチン、ミオシンという二種類の蛋白質の相互作用によってひきおこされます。日本の科学者たちは、その解明を世界的にリードしてきました。このフィルムはアクチンとミオシンの働きを筋肉で説明したあと、その相互作用を車軸藻類のフラスモと粘菌変形体を使った様々な実験によって観察し最先端の研究成果を紹介していきます。
あばかれた自然の秘密シリーズ
Developmental Biology of an Aschidian, Halocynthia roretzi
原版 イーストマンカラー 16mm 26分
受賞
国際科学映画協会イエナ大会名誉賞
ANZAAS国際科学映画エキジビション優秀作品賞
科学技術映画祭科学技術庁長官賞
この作品はもっとも進化した無脊椎動物として知られる原索動物から、我が国では食用され、養殖されているマボヤを題材に発生生物学的な顕微鏡・接写微速度撮影による映像観察を行います。陸奥湾では、同じ種の中にも繁殖を行う季節や時間の異なる三つのタイプが存在します。雌雄同体のマボヤのそんな放卵放精にまつわる話題から始まって、克明な受精−卵割−脊索を持つ幼生への形態形成を見た後、幼生の基質への付着から成体へのドラマティックな変態を観察します。マボヤは大量に入手できるため、様々な研究領域での実験動物としても注目されています。
原版 イーストマンカラー 16mm 54分
受賞
ワイルドスクリーン '86国際野生動物映画祭 審査員特別賞
モンタナ大学国際野生動物映画祭(米国ミズーラ)優秀作品賞
第30回日本紹介映画コンクール第一部門金賞
第29回科学技術映画祭科学技術庁長官賞
文部省特選
科学技術庁推奨作品
この作品は、1980年から83年にかけて北海道東部において長期取材を現地在住のナチュラリスト、竹田津実・桜井淳史・鈴木泰司氏らと共同して実行した16mmフィルム取材の集大成として製作されたものです。キタキツネの家族達の生態を中心にオジロワシやエゾシカ、サケ、エゾリス、シマリス...など北の大地に息づく自然の賛歌を歌い上げています。
原版 ハイビジョン19分
受賞
国際科学映画協会ユトレヒト大会特別名誉賞
科学技術映画祭科学技術庁長官賞
この作品は1989年に筑波で開催された国際原生動物学会でのデモンストレーションを兼ねて、日本各地の大学・研究機関で、様々な分野での実験材料として研究に供されている様々な原生動物を研究者が東京へ持ち寄って記録したハイビジョン作品です。最もポピュラーなアメーバ・プロテウスが、ミドリゾウリムシを捕食するシーンに始まり、太陽虫が軸足で獲物を捉えたり、ディディニウムが、活発に泳ぎ回りながら自分ほどもあるゾウリムシを呑食する光景が、鮮明なハイビジョン画像下に展開します。繊毛虫の仲間では、ゾウリムシや、より小型のテトラヒメナの接合による増殖が紹介されます。ツリガネムシの美しい姿や、脚のような働きをする繊毛を持った色々な繊毛虫の姿を見れば、現代の原生動物が複雑に進化した単細胞生物であることがよく理解できることでしょう。
淡水海綿 多細胞動物の始まりを生きる
Life of the freshwater sponge
ビデオ作品 カラー28分
受賞
第37回科学技術映像祭科学技術庁長官賞
第19回ロンダ(スペイン)国際科学映像祭最優秀学術映像賞
第7回TEPIAハイテクビデオコンクール優秀作品賞
海綿動物は最も原始的な多細胞動物として、生物学の様々な分野で注目されています。この作品では、海綿動物が単細胞動物的な性質を残しながらも、真の多細胞動物の特徴を数多くもっていることを、主にカワカイメンを用いて一つ一つ紹介します。
大部分の上記作品には、日本語版と英語版があります。VHSかS−VHSか、また、語版を日本語版、英語版、バイリンガル版とするか、ご希望をご連絡下さい。
ビデオコピーは、研究と教育の目的に販売されています。使用形態によって販売価格は変わっています。購入契約の使用目的以外での利用、他メディアへの映像の取り込みなどに関しては、著作権者である東京シネマ新社の承諾が必要です。場合によっては、別途の使用料をお支払いいただく場合もあります。
上記作品の価格は、1作品につき個人的使用(家庭用・教室・研究室)20,000円、ライブラリー使用(学校などで貸出を行う場合を含む)40,000円です。
沖縄久高島のイザイホー 第1部・第2部
那智の扇祭
与論島の十五夜祭
石垣島川平のマユンガナシ
宇波西神事 若狭に残る中世の祭祀と芸能
チャトハンとハイ ハカスの箏と喉歌
それ以外の作品もビデオ作成は可能ですが、テレシネ作業の実費がかかります。