深海3572mに生きる 室戸沖南海トラフ4年間の記録 
企画・製作・著作: 岩崎望・岩井雅夫・東京シネマ新社  映像提供:海洋科学技術センター

受賞: 第43回科学技術映像祭 内閣総理大臣賞
第12回TEPIAハイテク・ビデオ・コンクール最優秀作品賞 映像文化製作者連盟会長賞

プレスキット 画像1.-4.
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1. 室戸沖南海トラフの深海3572mにある、海底地震総合観測システムの先端観測ステーション。地中温度計、電磁流向流速計、水温塩分計、超音波流速プロファイラーなどの機器の他に、遠隔操作によるビデオカメラシステムが取り付けられている。
2. 長期にわたって観察してきたシンカイコシオリエビを無人探査機「かいこう」で採集する。採集した生物同士の食物連鎖網を調べるため炭素と窒素の安定同位体比が分析された。
3. 脱皮するシンカイコシオリエビ。このシステムにより初めて観察記録された成果の一つである。
4. 無人探査機「かいこう」。海洋科学技術センター(JAMSTEC)の深海調査船「かいれい」に搭載された無人探査機「かいこう」は深海のあらゆる深さに潜水して作業可能である。
5. 海底地震総合観測システム先端観測ステーションは、室戸沖100kmの水深3572mに位置し、そのビデオカメラは室戸陸上局と光ファイバーで結ばれている。(海上保安庁水路部資料による)
6. 室戸陸上局。ここで4年間にわたる観察・記録が行われた。
7. 室戸沖南海トラフは、光合成依存生態系と化学合成依存生態系がともに見られる。海底の泥に身を沈めているツバサシロウリガイは後者である。二つの生態系に関しては、作品解説を参照いただきたい。
8. 隠れ蓑を使っているカニの仲間(ホモラ科の仲間。画面左)。深海底は全く暗黒の世界で我々はそこに光を当てて観察している。全く暗黒の世界であるにもかかわらず、この生物の行動が示唆するように、光のある浅海で生きていた時代の行動様式を保っている生きものも少なくない。


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作品解説 リッチテキストファイル 39KB 作成 岩崎望・岩井雅夫

このビデオ作品の紹介以外の目的で、画像を使用する場合には著作者(代表 岩崎望)の、
また写真の一部にJAMSTECの表示のある画像については、海洋科学技術センターの許諾が必要です。

上映予定: 公開の場でビデオ上映される日時、テレビ放映の予定など。

関連リンク:
高知大学海洋生物教育研究センター

海洋科学技術センター


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最終更新: 2002.09.12.