重要無形文化財 雅楽 宮内庁式部職楽部
催馬楽さいばら 平調音取 伊勢海(いせのうみ) 更衣(ころもがえ)
催馬楽は、平安時代に新たに作られた声楽で、当時の民謡や風俗歌の歌詞を外来の雅楽風の旋律にのせたものです。笙・篳篥・龍笛・楽箏・楽琵琶という管絃に用いられる楽器によって伴奏されます。催馬楽は室町期には衰退しましたが古楽譜に基づいて17世紀に再興されました。(19分)
句頭が空拍子を打って催馬楽が始まります。 両琵琶の後ろに三管の奏者(付物)。後列の助管は付歌という斉唱をします。
打ちものの奏者も付歌にまわります。 両箏は、付物(伴奏)を受け持ちます。
催馬楽と朗詠の収録は2000.04.22.に行われました。カメラは6台、4人のカメラマンの他、固定アングルのカメラを2台
サブカメラとして使用しました。
掲載開始 2000.05.01.
最終更新 2000.05.14.
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