ビデオシリーズ
重要無形文化財
 雅楽 宮内庁式部職楽部 第九巻

朗詠 ろうえい 壱越調音取 嘉辰(かしん) 紅葉(こうよう)


 雅楽の一種目としての朗詠は漢詩にフシをつけて朗誦するものです。嘉辰が例外的に音読するほかは、紅葉などいずれの曲も訓読で歌われ、伴奏楽器には笙・篳篥・龍笛が用いられます。朗詠は催馬楽と異なり拍節が無く、ゆるやかに流れる雅びやかなフシが特徴的です。
(16分)

  

一ノ句                  二ノ句                  三ノ句
紅葉では、漢詩を三つの部分に分け、その句頭を、独唱した後、他の者が斉唱で続きます。
伴奏(付物)は、笙・篳篥・笛の三人だけです。演奏の実質的な指揮者である鞨鼓も、
ここでは、斉唱者たちの一人です。

 


  
cameraA                    cameraB 谷口カメラマン           cameraC 渕上カメラマン 

  
cameraD 草間カメラマン           cameraE 堀田カメラマン          cameraF 

2000.04.22.ついに今回のビデオシリーズ最後の収録を行いました。
催馬楽・朗詠のVTR収録には、4人のカメラマンが参加し、カメラは6台を動員しました。雅楽場の高舞台も海松色直垂に身を
かためた楽師が16人も登台すると、撮影アングルの選択には、結構工夫が要ります。固定カメラを2台追加したことなど、
色々な新しい試みによって会心のできとなりました。


掲載開始 2000.04.23. 
最終更新 2000.05.14.  

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