他に追随を許さないミクロ撮影の技術で名声を馳せた時代です。しかし、ミクロ撮影を企業スポンサードで展開することの矛盾は深まります。また事実や現象を映像化するのではなく、理論や原理、概念を映像化する困難は、次第に製作の収益性を狭めていきました。しかし遺された作品を見ると、この時期が旧東京シネマの最盛期であったと見ることができます。
高画質のデジタルビデオマスターのある作品には作品題名の下に画像が貼り付けてあります。
ビデオコピー(DVD-R)の販売も可能です。1作品につき\20,000+消費税(ライブラリー価格は倍額)
NPO法人科学映像館でストリーミング画像を配信しています。バナーをクリックすると見られます。
最終更新 2012.11.08.
Return to 東京シネマ(旧社)作品1
Go to 東京シネマ(旧社)作品3
TC020
マリン・スノ− -石油の起源-
MARINE SNOW -The Origine of Oil-
1960年作品イーストマンカラー全3巻 25分
日・英話版
企画 丸善石油株式会杜
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監:小林米作 演:野田真吉・大沼鉄郎 撮:春日友喜・豊岡定夫 照:田畑正一 録:片山幹男 音:間宮芳生 造型: 武田謙之助 解:高島陽 現:東洋現像所
石油は現代を支配する熱エネルギー源であり、また多種多様な化学製品の原料として、近年圧倒的な地位にあります。それは地底に眠る太陽エネルギーです。その石油は、どうして生成されたのか−今日もっとも有力と考えられている有機説をもとに、その成因をさぐります。
受賞
国内:
1960年 教育映画祭学術科学映画優秀作品賞並びにNHK賞
1960年 日本紹介映画コンクール朝日新聞社賞
1960年 芸術祭文部大臣奨励賞
1960年 キネマ句報短篇映画ベストテン第l位
1960年 毎日映画コンクール教育文化映画賞
1960年 日本映画技術賞
海外:
1960年 国際科学映画協会プラハ大会名誉賞
1960年 コーク映画祭科学教育映画最優秀賞
1960年 パドヴァ大学科学教育映画大会大学教材・科学普及部門第l位賞
1960年 ヴァンクーヴァー映画祭名誉賞1964年モントリオル映画祭名誉賞
dv0203
TC021
潤滑油
LUBLICATING OIL
1960年作品 イーストマンカラー全3巻 25分日・英語版
企画 丸善石油株式会社
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監:小林米作 演:竹内信次 撮:長谷川博美・豊岡定夫 照:田畑正一・飯塚茂 録:片山幹男 音:池野成 進行:岡良吉・武田劭 解:高島陽 現:東洋現像所
潤滑油はさまざまな機械の中で、あるときは高い圧力をうけながら、またあるときは高熱にさらされながら、苛酷な条件のもとで摩擦とたたかい現代の機械社会を支えます。こうした摩擦とたたかう潤滑油の性状、機能を解明し、その働きぶりを追求します。
受賞
国内:
1961年 科学技術映画祭優秀作品賞
1961年 教育映画祭優秀作品晶賞並びにNHK賞
1961年 芸術祭文部大臣奨励賞
1961年 毎日映画コンクール教育文化映画賞
1961年 日本紹介映画コンクール作品賞1961年 日本映画技術賞
海外:
1961年 国際科学映画協会ラバット大会名誉賞
1961年 国際科学映画協会ラバット大会最高作品選択名誉賞
1961年 パドヴァ大学科学教育映画大会物理・化学・技術部門第二位賞
1962年 国際映画技術協会連盟モスクワ大会 第2位国際映画技術賞
SKIP
dv0204
TC022
ガン細胞 -ガン・シリーズ No.1
CANCER CELLS
受賞
国内:
1959年 日本紹介映画コンクール日本映画海外普及協会賞
1959年 教育映画祭特別賞
1959年 芸術祭文部大臣奨励賞
1959年 キネマ句報短扁映画ベストテン第2位
1959年 日本映画技術賞
1960年 毎日映画コンクール教育文化映画賞
海外:
1959年 パドヴァ大学科学教育映画大会医学部門第二位賞
SKIP
dv0205
TC023
生体内のガン細胞 ガン・シリーズNo.2
CANCER CELLS WITHIN LIVING BODIES
1961年作品 イーストマンカラー全2巻 19分
日・英語版
企画 中外製薬株式会社
製作:岡田桑三 脚本:吉見泰 撮影監督:小林米作 演出:渡辺正巳 録音:片山幹男 音楽:松村慎三 解説:篠田英之助 現像:東洋現像所
ガン細胞は、生きた体の中でどのようにふえ、はびこるのでしょうか。生きた体の中に起る変化を観察する新しい二つの方法によってガン細胞の猛威を記録しました。第一の方法はラビット・イヤー・チェンバー法−ウサギの耳に穴をあけて、透明な小部屋をつくり、そこに再生してくる組織にガン細胞を移植してみる方法です。もう一つはハムスターの口の中の食物をたくわえる頗袋(ほほぶくろ)を観察の場とする方法です。
Press
TC024
わたしのお兄さん
1960年作品 イーストマンカラー全3巻 28分
企画 日興証券株式会社
いかに人生の計画をたてても、その人の能力や社会環境に支配されて、なかなか予定通りにいくものではありません。これは、ごくありふれた平凡な家庭を舞台に展開するマネービルを始めた一家の物語です。
キヤスト水村泰三 田浦正己 丹羽たかね 新田勝江 村瀬幸子
TC025
船はわが命 - 船の堪航性 -
1960年作品 イーストマンB/W16mm 27分
企画 社団法人日本海難防止協会
海難のうちでとくに大きな割合を占めているのは、漁船および小型船の沈没事故です。沈没事故防止のためには、船の堪航性に関する知識を漁船および小型船の乗組員とその関係者に普及する必要があります。この映画でそれらの人々に対する講習用として堪航性について、わかり易く解説しました。
TC026
追われるガン細胞 ガン・シリーズNo.3
IN PURSUIT OF CANCER CELLS
ガンはどうしてできるのか、ガンを征服するのにはどうしたらよいのか、この疑問と課題にとり組み、細胞単位での研究の現状と展望を描きました。正常な細胞を変化させてガン化させたり、いろいろな物質でガン細胞をこわしてみたりして、ガン細胞の本体への追求がつづきます。
受賞
国内:
1962年 科学技術映画祭優秀作品賞
海外:
1961年 国際科学映画協会ラバット大会最高作品選択名誉賞
1961年 パドヴァ大学科学教育映画大会ネプチュン大賞並びに医学研究部門第l位賞
1964年 トロント国際科学映画祭名誉賞
SKIP
dv0504
TC027
工レクトロニクス - 電子は見る・聞く・考える
-
1961年作品 イーストマンカラー全3巻 28分
企画 財団法人日本科学技術振興財団
後援 科学技術庁
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監:小林米作 演:竹内信次 撮:加藤和三・長谷川博美 照:田畑正一・飯塚茂 録:片山幹男 音:池野成 解:篠田英之助 進:岡良吉 現:東洋現像所
エレクトロニクスの発展は今日の驚異の一つです。それは限りない可能性をもち、世界をあげて、いっそうの発展に期待がかけられています。この映画はエレクトロニクスの基本原理とエレクトロニクスが今日目ざしている方向とを明らかにしています。
TC028
電子の技術 - テレビジョン -
1961年作品 イーストマンカラー全3巻 28分
企画 松下電器産業株式会社
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監:小林米作 演:大沼鉄郎 撮:加藤和三・長谷川博美 照:田畑正一 造型:武田謙之助 録:片山幹男 音:矢代秋雄 解:篠田英之助 現:東洋現像所
わたしたちのまわりにはさまざまな電波がとび交っています。その一つ、テレビの電波を捉え、その受像原理を説明し、ゴールデンゲート真空管人工頭脳テレビをつくりあげたエレクトロニクス技術と、厳重な品質管理のもとに進められるテレビの製造工程にスポットをあて、電子の技術の輝やかしい未来性を語ります。
TC029
音響創造 - 電子の技術 -
1961年作品 イーストマンカラー全3巻 28分
企画 松下電器産業株式会社
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監:小林米作 演:大沼鉄郎 撮:加藤和三 照:田畑正一 造型:武田謙之助 録:片山幹男 音:松村禎三 解:城達也 進:岡良吉 現:東洋現像所
人間がはじめて聞いた電気の音は雷鳴でした。いま20世紀の音饗技術は、エレクトロニクスによって美しくゆたかな音を開発しつつあります。この映画では今日のすぐれた音響技術とその発展の姿を描き、世界を美しい音のひびきで包もうとする科学技術のたゆみない努力を紹介します。
TC030
光の技術
1962年作品 イーストマンカラー全2巻 20分
企画 松下電器産業株式会社
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監:小林米作 演:大沼鉄郎 撮:加藤和三 照:田畑正一 造型:武田謙之助 録:片山幹男 音:日暮雅信 解:城達也 進:岡良吉 現:東洋現像所
はじめて闇にともった光は炎でした。四方を照らす太陽の輝き−それは目に見える七色の光線と、目に見えない紫外線、赤外線からできています。光を作る技術は、このすべての太陽光線の再現を追います。この映画は、現代の光の技術を、技術と量産の両面から浮きぼりにし、将来への展望を描いています。
現代はより速いスピードとより高い馬力を求めています。ガソリンは、エンジンの心臓部で爆発的な炎となって燃えつづけ、現代の要求にこたえます。ガソリンは、どんな性能を要求され、現代の科学技術は、それにどう応えているか、この映画は現代のガソリンを力強く描いています。
受賞
1962年 科学技術映画祭優秀作品賞
SKIP
dv0505
TC032
生活と寸法 - モデュラー・コーディネーション
-
1962年作品 イーストマンカラー全3巻24分
企画 大成建設株式会社
製:岡田桑三 脚:吉見泰 演:竹内信次 撮:長谷川博美 照:田畑正一 録:片山幹男 音:矢代秋雄 解:城達也 現:東洋現像所
現代社会の中では、さまざまな寸法規格が相剋しあい衝突しあって混乱し、人間は不便をきわめています。この映画はそうした現実を衝き、寸法規格を調和させ、秩序づけるべき新しい時代の新しいモデュラー・コーディネーションの必要性を訴えています。
SKIP
dv0403
TC033
パルスの世界 - エレクトロニクスと生体と
-
THE WORLD OF PULSES - Electonics and Living
Organism-
頭脳の働きは人間にだけしかできないものと考えられていました。ところがエレクトロニクスも、生物や人問も、同じ電気的パルス信号で働いています。私たちは、情報を伝え、情報を処理するこのパルスの世界を探り、生物や人間の働きも、エレクトロニクスの働きも原理的に相似た関係にあり、それによってエレクトロニクスへの理解を助けようと試みました。
受賞
国内:
1962年 教育映画祭学術科学映画最高賞並びにNHK賞
1962年 教育映画祭演出・撮影技能賞
1962年 教育映画祭特別企画賞
1962年 毎日映画コンクール教育文化映画賞
1962年 キネマ句報短篇映画ベストテン第2位
1962年 日本映画技術賞
1963年 科学技術映画祭優秀作品賞
海外:
1962年 国際科学映画協会ワルシャワ映画祭グランプリ
1962年 国際科学映画協会ワルシャワ大会名誉賞
1962年 ユーゴ国際科学技術映画祭ニコラ・テスラ銀賞
1963年 サンフランシスコ映画祭銀賞
SKIP
dv0206
TC034
日章丸
1963年作品 イーストマンカラー全3巻 シネマスコープ23分
企画 出光興産株式会社
製:岡田桑三 脚:吉見泰 演:小林米作 撮:小林米作・長谷川博美 照:土田定夫 録:片山幹男 音:一柳慧 解:小池朝雄 現:東洋現像所
出光興産株式会社は、122,334トン世界最大の超マンモス・タンカー「日章丸」をクウェイト・日本間の専用タンカーとして建造し、1962年10月処女航海の途につきました。この映画は、その壮挙をカラーワイドに記録したものです。
TC035
大洋海底電線工場
ARMORLESS OCEAN CABLE
128回線もの同時通話が可能な、太平洋横断海底電話ケーブル。これは新らしいタイプの無外装同軸海底ケーブルで、その新らしいさまざまの工程を紹介します。日本の技術が産んだ太平洋の声のかけ橋は、いまや敷設船への積み込みを待つばかりです。
dv0207
TC036
闘魂の記録 - オリンピック東京大会を目指して
-
THE OLYMPlC ROAD - Tokyo 1964 -
オリンビック東京大会を控えて、その20競技に参加する日本の代表選手たちはトレーニングに励んでいます。より速く、より高く、より遠くヘ−精神的にも、肉体的にも、日本人の持つ力の限界を拡げてゆくために、激しい強化訓練を続けています。そのハード・トレーニングの様子を通じて、アマチュア・スポーツの真髄と、オリソピックの精神をうたいあげます。
受賞
国内:
1963年 東京都教育映画コンクール銀賞
1964年 日本産業映画コンクール奨励賞
海外:
1964年 コルチナ・ダンペッツオ国際スボーツ映画祭イタリア・オリンピック委員会大賞牌
1964年 ラィプチヒ記録・短編映画察名誉賞
dv0406
TC037
カの技術 - モートル -
1963年作品 イーストマンカラー全3巻 28分
企画 松下電器産業株式会社
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監:小林米作 演:森田実 撮:春日友喜 照:鈴木貞雄 実験資料:浅香時夫 録:片山幹男 音:三善晃 解:城達也 進行:山本克己 現:東洋現像所
この映画はナショナルのモートルが、いかに社会に貢献しつつあるか、その現状と将来への展望を、その高度な技術氷準を通して描いたものです。
TC038
建設すすむ東海原子力発電所
1963年作品 イーストマンカラー全1巻 11分
企画 第一原子力産業グループ
提供 第一銀行
今日、世界の最も先進的で、最も集中的な課題は、原子力の平和的な開発と研究です。日本でも、いま茨城県東海村に377億円の巨費と5年の歳月を投じて最大出力166,000KWの原子力発電所の建設がすすめられています。この映画は、その建設工事の中問報告として進行状況をl巻にまとめたものです。
TC039
マイトマイシンC - その基礎と臨床 -
MITOMYCIN C - An Antitumor Antibiotic -
1963年作品 イーストマンカラー16ミリ
28分
日・英・イタリア語版
企画 協和醗酵工業株式会社
日本で発見されたあたらしい抗ガン性抗生物質マイトマイシンCの基礎といろいろの臨床研究の方法と成果が示されます。がん制圧への一つの新たな期待をこめて世の臨床家のみなさんのためにつくられた映画です。
TC040
東京シネマ生命科学シリーズ
生命誕生 クリックするとストリーミングが画像(全編)がご覧いただけます。
LIFE IS BORN
1963年作品 イーストマンカラー全2巻 17分
日・英語版
自主作品
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監:小林米作
演 :渡辺正巳・大島正明 撮:浅野勲・永井弘道 生物資料:浅香時夫・高岡成好 録:片山幹男 音:一柳慧 解:城達也 現:東洋現像所
この映画は、生命の誕生という感動的なできごとを、顕徴鏡微速度撮影を駆使しながら、ニワトリの受精卵から胚盤を取り出し、ガラスの容器の中で培養して、その成長を観察することをつうじて描きます。はじめは、盤状の胚から次第に体の基が形成されていく過程が動態として追求されています。
受賞
国内:
1963年 教育映画祭学術科学映画最高賞並びにNHK賞
1963年 毎日映画コンクール教育文化映画賞
1963年 キネマ旬報短篇映画ベスト・テン第2位
1964年 東京都教育映画コンクール金賞
1964年 科学技術映画祭優秀作品賞
海外:
1963年 パドヴァ大学科学教育映画大会グランプリ
1964年 ブダペスト国際科学技術映画祭グランプリ
1964年 国際科学映画協会アテネ大会名誉賞
SKIP
dv0301
合成繊維は高分子化学が産んだ現代の繊維です。ナイロン,テトロン、トレロン、パイレン等、各種繊維を生産する東洋レーヨン。その工場設備、生産工程、さらにパリ、ローマ、ニューヨーク等、広く海外の衣生活に奉仕する東レ製品をつうじて現代の代表的繊維メーカーの姿を浮彫りにします。
dv0404
TC042
世界の漁網
FlSHlNG NETS FOR THE SEVEN SEAS
合成繊維の漁網は天然繊維の漁網にとってかわろうとしています。この映画は合成繊維のさし網、小型・中型定置網、ひき網、まき網による日本の沿岸漁法を中心に、世界の海にひろがって愛用される合成繊維漁網の現状を紹介します。
受賞
1964年 日本産業映画コンクール日本産業映画賞
SKIP
dv0703
TC043
ある町の銀行
1963年作品 イーストマンカラー全3巻 30分
企画 第一銀行
製:岡田桑三 脚・演:板谷紀之 撮:角田忠 照:平田光治 音:池野成 録:加藤一郎 解:宮田輝 現:東洋現像所
銀行というと一種近よりがたい感じのするものです。しかし最近では、一般市民の生活にとって、なくてはならぬものになっています。気軽に銀行を利用している多勢の人々の現実の姿を捉え、大都市のある支店の一日をつうじて、新しい銀行のありかたを追ってみました。
TC044
明日への虹
1964年作品 イーストマンカラー全3巻 34分
企画 日興証券株式会社
若いファッション・デザイナー俊子の夢は、自分の作品の発表会を開くことでした。しかし世間は彼女の考えていたほど甘くはありません。会場の間題、装置の間題、おカネの問題−夢と現実のなかで、ふりかかる苦難をのりこえてゆく若者の群像をとらえ、明日への希望を高らかにうたいあげます。
キヤスト 町田祥子 宮口精二 古畑弘二 南 美江 沢ひろ子 長岡輝子
TC045
誰れも分っちやいない
1964年作品 イーストマンB/W全3巻 30分
企画 東京都
協カ 警視庁
製:岡田桑三 脚:吉見泰 演:森田実 撮:入沢五郎・春日友喜 録:片山幹男 照:土田定夫 選曲:芳賀三千生 解:城達也
家出娘を中心に狙ってその生態を追っていますが、青少年の非行化に対し,ただ眉をひそめたり、責めたり、罰したりする前に、何が彼らをそうさせているかを真剣に考えてみる必要がありはしないのでしょうか。大人がつくった現代社会、その矛盾にみち、欠陥だらけの姿は、若い人たちに敏感に反映します。いまこそ、このことを大人たちが、自分たちの間題として深く考え、互に手をとり合って解決に努カしなげればならないときなのです。未来は若い人たちのものなのですから。
マラソン−それは体力、走カの競り合いであることはもちろんですが、孤独に耐える自分自身との斗いでもあります。この映画は、ある青年マラソン・ランナーのはげしいトレーニングの記録です。365日無休練習の、その強じんな意志とトレーニソグのきびしさ。オリンピック東京大会を目指す一人の青年の精進が胸に迫ります。
受賞
1964年 東京都教育映画コンクール金賞
dv0302
TC047
美しい国土 - その生いたち -
BEAUTIFUL LAND - The Geological Evolution
of Japan -
今日の日本列島はいかにして生れたのでしょうか。太平洋に接するアジアの大地の生成の秘密と、その偉大なロマンを探ります。一見、静止しているとしか見えない大地の中に、その動きを発見します。
文部省特別選定
受賞
国内:
1964年 芸術祭賞
1964年 教育映画祭撮影・造型技能賞
1964年 キネマ句報文化映画ベストテン第2位
1965年 日本映画記者会賞
1965年 毎日映画コンクール教育文化映画賞
1965年 東京都教育映画コンクール金賞
海外:
1964年 国際科学映画協会アテネ大会名誉賞
1965年 モスクワ国際映画祭インツーリスト賞
SKIP
dv0303
TC048
結晶と電子 - 工レクトロニクスと生体と -
ELECTRONlC PROCESSES - In Crystals and Living
Organism -
受賞
国内:
1964年 教育映画祭学術科学映画最高賞並びにNHK賞
1964年 日本紹介映画コンクール銀賞
1965年 毎日映画コンクール教育文化映画賞
1965年 東京都教育映画コンクール銀賞
海外:
1964年 パドヴァ大学科学教育映画大会グランプリ
SKIP
dv0602
TC049
太平洋ケーブル - 積込篇 -
TRANSPACIFIC CABLE - Loading the Cable Ship
LONGLINES -
1964年作品 イーストマンカラー全l巻 13分
日・英語版企画 太洋海底電線株式会社
1964年4月15日朝、海底電線敷設船ロング・ラインズ号に大洋海底電線株式会社製造の3,000キロメートル海底電線が積込まれました。この作品は、太平洋への画期的な海底電線敷設作業を詳細に描きます。
dv0607
TC050
新しい暮しを創る - 松下電器 -
MATSUSHITA ELECTRIC
1964年作品 イーストマンカラー全3巻 28分
日・英・スペイン語版
企画:松下電器産業株式会杜
松下電器−ナショナルの総合的企業イメージを描いた作品です。松下電器は、「限りなく優良品を世の中に、そして豊かな電化生活を人々に!」の企業意志に貫かれ、技術革新、新しい生活の創造、海外への進出をバック・ボーンに日々前進しています。
TC051
太平洋横断ケーブル
THE TRANSPACIFIC CABLE
1964年作品 イーストマンカラー全3巻 27分
日・英語版
企画 国際電信電話株式会社
協力 海上保安庁水路部
日本の国際通信センターKDDは、ハワイ、日本(二の宮)間、太平洋横断海底ケーブルの敷設にのりだしました。敷設ルートの海底調査、新型の多重通信式ケーブルの生産が進められ、1964年5月3日、アメリカの敷設船、ロング・ラインズ号が二の宮沖に現われ、太平洋上の敷設作業がしあがりました。かくして計画以来5年、1964年6月19日に歴史的な開通式を迎えたのです。
dv0701
TC052
衛星通信
SATELITE COMMUNICATION
1964年作品 イーストマンカラー全3巻 28分
日・英語版
企画 国際電信電話株式会社
製:岡田桑三 脚:吉見泰 撮監: 小林米作 演:竹内信次 撮:豊岡定夫・小林正徳 特技監督:田畑正一 照:土田定夫・久米成男 録:片山幹男 音:日暮雅信 造型:武田謙之助・岩崎和子 解:城達也 現:東洋現像所
この映画は、衛星通信の原理と宇宙通信実験所の全容と実際のオペレーション、衛星通信の日本の頭脳センターともいうべきKDD目黒研究所をあわせ紹介しています。
受賞
1965年 日本紹介映画コンクール銀賞
SKIP
dv0702